【マネジメント】(採用担当者向け)元薬剤師国家試験予備校講師が紹介する最も多かった国家試験に対する学生の悩みとその解決方法とは?
採用担当者の方は、採用する時に以下の会話のような弱気の学生さんたちはいませんか?
まず採用するにあたっては相手の気持ちを知っておくことが採用戦略として重要です。
今回の記事を参考に、 ”学生たちのニーズ” について把握してただければ、勉強方法に関するアドバイスなどで御社に興味を持たれるかもしれません。
よろしかったら参考にしてください^^
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多くの薬学生が国家試験対策に対して同じような悩みを持っていますが、人は変わることができる生き物です。
ここでは国家試験対策の大手予備校で面談を年間100名以上していた私から、学生さんたちの悩みを解決していきたいと思います。
そして、さっそく表題の結論ですが、「答えは常に自分の中にある。」ということ。
人によって微妙に違いはあるもの、答えは常にその人本人の中にあるものなのです。
そもそも、国家試験でなぜ「悩む」のか?
人間の悩みは大きく分けて4つに分類できます。
これを「HARMの法則」といいます。
H:Health・・・健康とか、容姿など。 例えば、「もっと綺麗になりたい。」
A:Ambition・・・将来、夢など。 例えば、「国家試験に合格したい。」
R:Relation・・・人間関係など。 例えば、「あの人と仲良くしたい。」
M:Money・・・お金とか、資産など。 例えば、「お金持ちになりたい。」
特に、これらの悩みは年代によってほぼ決まっており、国家試験を受ける20代は、Ambition(受験、就職)で悩むような時期なのです。
ですので、多くの薬学生が受験や就職で悩みをもつことは当たり前のことなので安心してください。
具体的には、国家試験でどんな悩みが多いの?
人生・生活面での悩み
<人生・生活面での悩み>
・そもそも、薬剤師になりたいと思ってなかったんです。6年生まで頑張ってきたから、とりあえず資格撮ろうかなって・・・
・親にいろいろ言われてしまってストレスになってるんです。何を言っても聞き入れてくれなくて・・・
・〇〇さんにテストの点数で比較されてすごく嫌な気分になります。どうせ自分なんか・・・
こういった悩みに共通しているのは、「自己決定が弱い人たち」であるということ。
自分の環境の悪さを「他人のせい」にしてしまう人はなんでもうまくはいきません。
確かに、親御さん友人との人間関係での悩みはとても複雑です。
他人が介入できない問題もあります。
それを「受け入れて前に進む」か、「そのまま立ち止まるか」はあなた次第です。
勉強面での悩み
<勉強面での悩み>
・計算問題は捨てていいですか?
・なかなか暗記系が覚えられません。いい覚え方とかないですか?
勉強面で悩みがある人は、「勉強方法が悪い」か「努力量が足りない」のどちらかです。
勉強方法については別の記事にまとめていきますが、まずは自分がどれくらいやっているかを書き出してみてください。
例えば、自分が「3時間勉強している」などの勉強時間などで数値化してみましょう。
客観的に自分を評価することができるようになります。
私が講師をしていた時は「私は努力しているけど、成績が伸びないんです」という学生さんの相談が多くいました。
でも実際に話を聞くと、講義の時間を除いたら実際に勉強しているのは1日2時間・・・
「いやいや、それは少なすぎるよ!」と本音を言いたくなる場面も多々ありました。
まずは、寝てる、食事以外は常に勉強する習慣をつけましょう。
確認のための悩み
・授業中でココを聞き逃しちゃったので教えてください!
・国家試験が不安でしょうがないです。もう勉強するしかないですよね?
このレベルの悩みに到達できていれば、悩みなんてあってないようなもの。
自分のやり方があっているという確信をもっている方たちの悩みです。
安心してそのまま継続してください。
ただし、最後まで気を抜かないように!
「悩み」を解決する方法は?
自分のことを信じる。
まず、「成功体験をどれだけしているか。」ということを自分で思い出してください。
なんでもいいんです。
例えば「〇〇部に入って3年間やっていた。」とか、「恋愛で〇年間、付き合ったことがある」とか。
どうしても、そういった経験がない人は「そもそも薬学部に入れている。」という成功体験を思い出しましょう。
薬学部に入れている時点であなたには薬剤師になる資格や素質があるんです。
そして「自分は国家試験を合格できる」という未来をイメージすることができたらすぐに行動に移しましょう。
悩んでいる時間は勿体ないです。
どうしてもネガティブな考え方になってしまう時もあるでしょう。
そんな時は鴨頭嘉人(かもがしらよしひと)さんの動画を見てください。
自分を信じることに根拠はいりません!
行動せよ!自分が思っているよりも周りはずっと行動している!
では、具体的には何をすればいいのか?
先生や友達、自分の受験体験などの経験でうまくいった勉強方法をいろいろ試してみてください。
過去問題を解き続けるでもいい、参考書を読み続けるでもいいです。
できるだけ早く、継続できるような勉強習慣を身につけましょう。
どうしても今すぐ動き出せないという方はこちらの本がオススメです。
私が講師をやっていた時に、「どうしたら悩んでいる学生たちに一歩踏み出してもらえるか。」を考えていたらこの本に出会いました。
「東進ハイスクール」トップ講師の方々があなたの中に眠る「潜在能力」を思いっきり引き出してくれる本になっています。
身の回りの環境を変える
ここからは私の経験談ですが、実は悩みというのは、その人の境遇や環境に依存しています。
最も影響力が高いのは、以下の3つです。
①身の回りの人間関係(家族や友人)
②現在・過去の経験(今の成績など)
③身の回りのモノの環境(家具の設置や机回りの整理整頓など)
①と②は簡単に変えることができません。
では何を優先的に変えればいいのか?
それは③身の回りのモノの環境です。
例えば、自宅の外に勉強環境を開拓することをお勧めします。
地域の図書館でも、大学の自習室でも、カフェでもかまいません。
静かで、人間関係を忘れることができ、自分の作業に集中できる環境を見つけてください。
自分の目標とする人を見つける。
自分の目標となる人がいるととても心強くなります。
それは、別に講師でも、先輩でも、友達でもかまいません。
自分の尊敬する人を見つけてください。
できればその目標は高ければ高いほうがいいですし、その人から人間性などもマネできるような人がいいです。
人間的に成長すれば、勉強だけではなく様々な面で助けてくれる人たちが周りに溢れることになります。
私はいつも尊敬できる人を見つけるようにしています。
例えば、最近はYOUTUBERで炎の講演家としても知られている鴨頭嘉人(かもがしらよしひと)さんはその一人で、仕事への向き合い方に関しては特に尊敬しています。
まとめ
いかがでしたか?
まだまだ解決する方法があると思いますが、今回は特に大きな悩みのある薬学生の声を抜粋して解決方法を紹介しました。
これからも薬学生の方たちのためになるような記事も発信できたらと思っておりますのでお楽しみに。
皆さんに感謝!
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