【マネジメント】(就職に悩む薬学生向け)薬剤師をしている私が就職先に大手国家試験予備校講師をオススメする理由とは?

[word_balloon id="unset" src="https://yaku-fuku.com/wp-content/uploads/2020/07/businessman2_kangaechu-237x300.png" size="M" position="L" name_position="under_avatar" radius="true" balloon="talk" balloon_shadow="true" font_color="#222222"]うーん・・・

どこかに薬剤師以外に自分のやりがいが見つけられる仕事がないかなぁ・・・[/word_balloon]

 

そんなことを考えている皆さんにおススメなのは、国家試験対策の講師職です!

ではなぜオススメなのか?

それは人間的に大きく成長することができるから。

 

私は薬学ゼミナールという会社で4年間勤めていました。

その経験を踏まえて、薬剤師国家試験の大手予備校の仕事ついて簡単に紹介していきたいと思います。

 

予備校講師のお給料、勤務時間、福利厚生とは?

お給料について

私は4年目の段階では年収は約600万円でした。

また、役職者・管理職についた方は月2,3万円の手当てがつきます。(役職者によって値段も違う)

大学などの外部講習会に出張すると毎回3000円くらいの手当もだしてくれます。

また、さらにこの年収にボーナスがのってくる年度もありますので、お給料の面で言ったら薬学関連の業界ではかなり高いと思います!

 

勤務時間について

勤務時間は基本的に朝9時半から夕方17時半まででした。

しかし、全国の大学の方へ出張という形で、地方の大学まで前日移動したり、大学での外部講義というのをすることもあります。

そして、繁忙期(毎年大体11月から2月前後)では、毎月10~15講義くらいするスケジュールが続きます。

すると、講義の準備は休日を使ったり、準備で深夜0時まで回ることもよくある話です。

(回っていない人もいますので、人それぞれかもしれませんが・・・)

そのため、繁忙期には多少の残業も覚悟しないといけないかもしれません。

しかし、その分様々な体験ができる!それが以下の内容です。

 

予備校講師をしていて、よかったこと。

チャレンジ精神について学べたこと。

大手の予備校はいろいろなことにチャレンジできます。

例えば、SNSで学生たちによりよい情報を提供したいと思って提案すると、率先して仕事を任せてくれることもあります。

常に、会社のためになるような試みであればやってみたらいいと後押ししてくれることが多いです。

やっぱり国家試験で苦労している人は「うまく成績を伸ばした人がどういう経験をしたのか。」というのが気になりますよね。

そんな学生さんのために私は、各教室で学生目線の体験談を知ることができるチラシを作製していました。

喜んでもらえたかどうかは微妙なところでしたが、コアなファンがいてくれたというのがとても嬉しかったですね笑

こういった取り組みができるのも大手予備校の大きな強みかと思います。

作成、添削、校正について学べたこと。

予備校講師は講義だけしているわけではありません。

年に3回ある国家試験の統一模擬試験の作成であったり、参考書の作成、既出問題の解説づくりなど多くの書籍などの作成も手掛けています。

国家試験が終わって3月の始めから講義が始まってくる5月まではこういった作成物をしていることが多いのですが、その時に誤字脱字がないか、正しい文章か、簡潔にわかりやすく載っているかなどを考えて資料を作成します。

複数人の添削で完成させるものですので、1度の添削で解説文などが採用されると嬉しい気持ちになります。

 

人にわかりやすく説明する手順について学べたこと。

大手予備校は学生に講義ができるかを判断するため、0次、1次、2次模擬試験を行って新人講師の説明の仕方がわかりやすいか、知識が間違っていないかを確認します。

基本的な起承転結やその範囲の重要度、国家試験ででてくる理由や現場での活用方法、覚え方や言い回しなどなど。

さまざまなテクニックから基本的な知識まで・・・様々な要因をチェックされます。

ベテランの講師の先輩にボコボコにされながら合格するかどうかというのを判断されますが、その時にこの場面ならこの説明がいいなどを具体的に学べました。

 

面談を通して、人の悩みについて学べたこと。

人の悩みは人それぞれ・・・正直言って解決方法は全く違うと皆さん思いませんか?

私も最初はそう思ってました。

でも、実は答えはシンプルだったりします。

その理由は答えは本人の中にあり、それを引き出してあげればいいのです。

重要なのは「傾聴」、みなさんも相手の心の声を聴くようにするとより学生に寄り添うことができるようになります。

悩みに関する記事はこちらにまとめています。

【マネジメント】(採用担当者向け)元薬剤師国家試験予備校講師が紹介する最も多かった国家試験に対する学生の悩みとその解決方法とは?

採用担当者の方は、採用する時に以下の会話のような弱気の学生さんたちはいませんか? まず採用するにあたっては相手の気持ちを知っておくことが採用戦略として重要です。…

 

 

人に感謝されることの喜びを学べたこと。

講義を聞いて「楽しかったです!」とか、「今までわからなかったところがわかりました!」とか学生から聞くと、これ以上嬉しいことはないですよね。

正直、国家試験までの数か月は仕事がめちゃくちゃ忙しいですが、国家試験に合格できた学生の顔をみると今まで頑張ってよかったなっていつも思ってました。

講師も生徒も、つらいからこそお互い頑張りあえるこの仕事はとてもやりがいのある仕事です。

 

薬剤師国家試験用の大手予備校って具体的にはどういう会社があるの?

①薬学ゼミナール

薬学ゼミナールは情熱、素直さ・和、前向きさをもって、人にやさしい医療人を一人でも多く輩出するための人材を求めている会社です。

薬剤師国家試験の予備校としては最大手で、都心などでもかなり立派な教室などが用意されているため、ぜひ見学にいかれることをおすすめします。

薬ゼミ に対する画像結果

②メディセレ

メディセレは素直な人、好奇心旺盛な人、笑顔が素敵な人を求めており、チームとして活躍できる人を求めている会社です。

「しゃっちょう」こと児島惠美子さんはブログでも近況を報告されており、強い発信力のある方です。

ソース画像を表示

③ファーマプロダクト

ファーマプロダクトは少数ですがベテランの講師陣が集まっており、かつ科目間の繋がりに強い講師が集まっている会社です。

印象に残りやすい講義で、守ヶ洞講師や伊藤講師の講義は特に人気が高いとよく学生さんから聞いていました。

 

まとめ

いかがでしたか?

内容としては私の主観が今回は多い記事となってしまいました。

また具体的な内容については詳細をまとめていきたいと思いますのでお楽しみに

皆さんに感謝!

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